エスニック

最終更新日:2010年7月15日

7月7日の「今日の課題」での質問と回答です。



質問 回答
交通システムの新しい取り組みが学べて勉強になったが、交通そのものの価値を上げる取り組みという観点ではどんな取り組みがあるだろうか。交通の機能という面から見たものの他に、交通自体をよりよいものとする考え方があっても良い気がする。 移動の質を向上させるという観点でしょうか? 講義でもお話したように、鉄道については混雑率の緩和、車内環境の向上、ICカードの導入や駅ナカなど駅の利便性の向上など、バスについてもバスロケなど情報提供、ノンステップバスの導入、ICカードの導入など、自動車についても、カーナビの高度化など、より快適な移動環境が提供されてきていると思います。快適な歩行環境の整備や安全な自転車走行空間の整備も徐々に進んでおります。おっしゃる通り、移動自体をもっと楽しめる交通システムを提供することが、今後はより重要になってくると思います。
特にありません。 了解です。
地元の見慣れた道が紹介されていて懐かしかったです。効果的な試験対策は何ですか? 地元ってどこですか?
これまでの講義資料の復習と、このページを見る事かな?
最近では、ようやく都市工学的試みがなされるようになってきた。逆に、これまでは財政だの何だの理由をつけてしてこなかった(?)と思われるが、
・なぜこの頃、意識が向上してきたのか?(特に役所の)
・これほどのインフラを整えて、財政的などのメリットはあるのか?(役所側から)
どのようにして役所が動いたのかに興味がある。
役所の意識の向上というのは、具体的にどのような点でしょうか? 環境に配慮したり、高齢社会に対応するという意識でしょうか? 地方自治体レベルで財政的なメリットがある(儲かる)交通インフラ整備は、あまりないでしょう。基本的には儲かる交通事業であれば民間の交通事業者が行えば良いと思います。お答えになっているかわかりませんが・・・
四段階推定法において、あるシナリオがどの段階に入るのかを考える基準がよくわからなかった。
松森さんと中澤さんがいらっしゃった回は、普通に生活していては気がつかない点から日常生活の一部を見る事ができ、この講義を受けててよかったと思った。また、交通システムは、色々な面を考慮して作られているのだなとわかり、面白かった。
各段階のモデルの説明変数(インプット)が、そのシナリオで扱っている要素の変化を表現できているか(政策変数となっているか)という視点で考えます。
松森さんと中澤さんからコメントを頂いておりますので、そちらも見て下さい。
楽しかったです。タモリ倶楽部みたいでした。 どういう意味?
他の授業は街の様子の写真などがあり、とてもわかりやすく楽しかったのですが、式がたくさん出てきた授業3回分くらいは全く意味がわかりませんでした。 四段階推定法の各段階のモデルの数式を全て覚える必要はありませんので、考え方を理解して欲しいと思います。ただ、ロジットモデルの式、例えば選択肢が2つの場合には、P1=eV1/(eV1+eV2)、P2=1-P1、V1=θ1X11+θ2X12+…、V2=θ1X21+θ2X22+…、θはパラメータ、Xは交通サービスレベル(所要時間や費用など)や個人属性などの説明変数、くらいは覚えて下さい。
今日は七夕ですが、都市交通システムが未発達の新興国の都市の交通が早く整備されることと、そこでの日本のゼネコンの活躍を星に願います。 ・・・。
特になし。
家が遠いため、通学にお金と時間がかかります。先生の定期すごかったですね。
私の場合、大学から支給される通勤手当は、新幹線通勤定期代の約半額となります。移動時間を有効に活用するように心がけています。
授業では主に日米、欧州の交通機関を紹介していたが、南米や中東には面白い交通機関や交通システム計画はないのか。 南米では、ブラジルのクリチバや、コロンビアのボゴタなどではBus Rapid Transit(BRT)が有名です。中東ではUAEのドバイでは鉄道、モノレール、トラムなど色々作っているようです。
特になし。 了解です。
切符が面白かった。色々な国の電車に乗るのは楽しい。ブラジルのある都市では公共交通機関が成功した例があると聞いたので、行ってみたい。2014、2016はブラジルでワールドカップとオリンピックが開かれるので、ブラジルが熱いため。 ブラジルのクリチバは土地利用と(公共)交通(BRT)を一体的に計画した事例として大変有名です。
自転車の共同利用と広告だけで経営が成り立っているのか疑問。 自転車の利用料金収入は微々たるものですが、広告収入はかなりの額で、経営は成り立つようです。ただ、初期投資が必要です。富山でも15のステーション、150台の自転車、その他もろもろで1億円以上の初期投資です。
中々簡単にはいかないですね。 そうですね。
たまに出てくる超可愛いお子さんの写真が好きでした(笑)。僕も子供2人目指してます!! 2人と言わず、3人、4人目指して下さい!
集計ロジットモデル、非集計モデルなど、推定の部分が難しく復習が必要だと感じております。良い授業をありがとうございました。 ロジットモデルの式、例えば選択肢が2つの場合には、P1=eV1/(eV1+eV2)、P2=1-P1、V1=θ1X11+θ2X12+…、V2=θ1X21+θ2X22+…、θはパラメータ、Xは交通サービスレベル(所要時間や費用など)や個人属性などの説明変数、くらいは覚えて下さい。
あまり出席できませんでしたが、参考書など読み、しっかり勉強して試験に臨みますので寛大な評価をお願いします。
質問
国民の経済力の観点から、車などの高価な移動手段は手に入れにくい時代になっていると聞きますが、今後の日本の車社会はどのように変化していくと思われますか? (安価で小回りのきく車両が増えた場合、既存の道路設備も変化していくと思うのですが)
確かに車のサイズを半分にすれば倍の数の車が走れますよね。モーターショーでも、毎年、色々新しい車が出てきますよね。高齢者の電動カート(ハンドル型電動車いす)利用が増えているというお話をしましたが、さらに発展したパーソナルビークルと呼ばれるものや、さらに多様な車というか私的交通手段が今後も開発されてくるのではないかと思います。同時に、道路空間をはじめとした走行空間や駐車空間をどのように整備していくかが重要となると思います。
今学期の前半に講義をよく聞いて、面白く思っていました。最後の2、3回には用事やレポートがあるため、先生の講義を聞けなくて残念ですが、試験の勉強を頑張りたいと思います。大変お世話になっておりました。ありがとうございました。 試験がんばって下さい。
@色々な交通計画があったが、どれが最もうまくいっているか?
Aこれからどんな交通計画が重要になってくるか?
@それぞれ具体的な目的が異なりますが、おおよその共通点は、不必要な自動車利用を抑える一方、全ての人々に一定のモビリティとアクセシビリティを提供することと言えるでしょう。色々な所で紹介されている海外の事例(ストラスブール、クリチバ、ポートランド、ロンドン、ソウルなどなど)は、それぞれの都市の交通計画の目標を達成するという点でうまくいっていると言えるでしょう。
A環境・エネルギー問題を解決し、少子高齢社会にふさわしい、モビリティとアクセシビリティを提供する交通計画が重要でしょう。一言で言うとやはり持続可能な交通(Sustainable Transport)ですね。
日本の都市部では、なぜあまりLRTが導入されてないのですか? 最初の整備費用をどう賄うのかという問題、既存の道路空間に新たに軌道を引く場合には車線を減らすことになり渋滞が悪化するのではないかという懸念、既存のバス路線がある場合にはバス会社の反対、その他政治的な問題などなど、様々な理由でなかなか導入されません。整備費用が確保され、LRTのメリットを市民に分かりやすく説明でき、首長の強いリーダーシップがあれば、導入されるのではないかと思います。
この授業を通じて、日本だけでなく世界の様々な国の交通状況が少しわかるようになりました。この授業で身につけた知識は、どのように自分の国に適用できるのかについて考えてみたいと思います。 講義で扱った内容はほんの一部ですので、関心があれば、関連する文献を色々読んでみて下さい。
当たり前のことだけど、やはり、すべて都市交通計画のパラダイムシフトに関係してくるのだと実感した。 その通りです。本質を理解しているようですね。
レジュメに書いてあることくらいは、理解できるように勉強してきます。でも、テストは難しくしないでください。 難しくないですよ。
・試験はどういった形式ですか?
・海外の映像とか見れて興味深かったです。
過去問と同じような形式です。
自動車の混雑税に関して、海外においての普及状況についてもっと詳しく。支払い方法についても。 例えば、以下のWebサイトも見てみて下さい。
http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/jidousya/kotsuryo-taisaku/roadpricing.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%97%E3
%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0
途中の数式とか出てきたあたりがよくわかりませんでした。推定モデルのところが、課題の部分とか、もう一度解説して下さると助かります。5月下旬から6月上旬くらいの内容が難しかったです。 うまく説明できずに申し訳ありません。ただ、数式そのものを覚えるというよりは、モデルの考え方やインプットとアウトプットがどのような変数かを理解して欲しいです。
写真や映像が多くて楽しかったです。 できるだけ写真や映像をお見せすることを心がけましたので、そう言って頂けて嬉しいです。
テストがんばります。 がんばって下さい。
・数式を用いたモデルの部分が難しかったです。
・実際の事例を紹介して下さったのがわかりやすくてよかったです。
うまく説明できずに申し訳ありません。ただ、数式そのものを覚えるというよりは、モデルの考え方やインプットとアウトプットがどのような変数かを理解して欲しいです。
LRTの定義がよくわからないです。富山のをLRTと呼べるなら、都電荒川線はLRTと呼べないのでしょうか? 「次世代型路面電車」です。次世代型の車両はLRVと呼び、LRVに加えてシステム全体が次世代型のものがLRTでしょうか。我が国では今のところ富山だけがLRTと呼ばれています。昔の路面電車とはコンセプトが異なると考えて下さい。以下のWebサイトも参考にして下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AC%E3
%83%BC%E3%83%AB
交通モデルの適正さの調べ方(!?)がよく分かりませんでした。
この授業で、実際に耳の聞こえない方、車いすの方のお話を聞くことができたのはとても興味深かったです。
予測モデルで重要なのは、@モデルの説明変数と被説明変数との間に「因果関係」が存在し、それが予測時点でも成立していること、A説明変数の将来値を一定の精度で予測可能な事、B計画や政策により制御可能な「政策変数」が含まれている事、Cモデル式の説明力(R2、ρ2)やパラメータの符号や推定精度(p値、t値)が高いこと、などです。
・予測モデル(?)の数式がよくわかりませんでした。もう少し、わかりやすく説明して頂けると良かったです(文系出身なので・・・)。
・全体的に写真などが多く、スライドが面白かったです。
うまく説明できずに申し訳ありません。ただ、数式そのものを覚えるというよりは、モデルの考え方やインプットとアウトプットがどのような変数かを理解して欲しいです。
・写真がたくさんあって見ていても興味深い授業でした。
・勉強の仕方教えて欲しいです。
できるだけ写真や映像をお見せすることを心がけましたので、そう言って頂けて嬉しいです。
勉強の仕方は、講義の資料の復習とこのページを一通り目を通すことでしょうか。
数式が出てきたあたりが全然わからなかった。 うまく説明できずに申し訳ありません。ただ、数式そのものを覚えるというよりは、モデルの考え方やインプットとアウトプットがどのような変数かを理解して欲しいです。
講義の後半あたりの統計処理など、数式がたくさん出てくるあたりの所が良く分かりませんでした。
実際のLRTなどの利用例として、外国の写真を見ることで、まちなみや雰囲気がわかり楽しかったです。
うまく説明できずに申し訳ありません。ただ、数式そのものを覚えるというよりは、モデルの考え方やインプットとアウトプットがどのような変数かを理解して欲しいです。
交通システムの数理モデルの所の時間があまり多くなかったので、完全には理解できなかった。 うまく説明できずに申し訳ありません。ただ、数式そのものを覚えるというよりは、モデルの考え方やインプットとアウトプットがどのような変数かを理解して欲しいです。
今回
・ドイツの自転車共同利用は管理が大変だと感じた。GPSをのせて場所が分かるようにするにしても、例えばあまりにも遠くまで自転車を持っていかれてしまうと戻すのが大変だと思う。
全体
・試験で計算問題は出ますか?
・バリアフリーの特別講義の内容が興味深かった。
ドイツのCall a Bikeのステーションを置かない方法はflexタイプと呼ばれますが、自転車を置く範囲は一定のエリア内の駅前や交差点に限定しているようです。また、欧州では「vandalism」と呼ばれる(自転車の)破壊行為が問題となっているようです。
半年間ありがとうございました。輪講ではもう少しお世話になります。 グローバル輪講もがんばって下さい。
四段階推定法とか、モデルとかのあたりがよくわかりませんでした。数式を見ても、「・・・で?」って感じで、具体的に何なのかわからなかったです。 まあ、おおざっぱに言うと、対象地域全体でトリップ数を予測して、それがどのゾーンからどのゾーンへ、どんな交通手段によって、どの経路を通るかを、順番に分配していくというものです。将来の人口分布や交通ネットワークの変化によって、それらがどのように変化するかを予測するものです。
欧州の都市は、街並み全体が魅力的であるため、LRT等の交通機関がよく機能するのではないか。日本の古き良き街並みには、やはり「歩いて巡れる」機能をもっと推して欲しい。 確かに欧州の都市の街並みは魅力的ですね。しかし我が国の都市で、欧州のシステムをそっくりそのまま輸入してもうまくいかないでしょう。おっしゃる通り、我が国の歴史や文化に十分配慮した上で、歩いて暮らせるまちづくりを進める事が必要だと思います。
授業の内容自体は面白くてタメになりました。あと、よく覚えていないんですが、いつかの小テストで「@〜Bどのモデルが1番適当ですか?」みたいな問題があったと思うんですけど、その問題がよくわかりませんでした。あと、もし過去問があるならupして頂けるとうれしいです。夏学期間ありがとうございました。 予測モデルで重要なのは、@モデルの説明変数と被説明変数との間に「因果関係」が存在し、それが予測時点でも成立していること、A説明変数の将来値を一定の精度で予測可能な事、B計画や政策により制御可能な「政策変数」が含まれている事、Cモデル式の説明力(R2、ρ2)やパラメータの符号や推定精度(p値、t値)が高いこと、などです。
過去問は第1回目の講義で昨年のものをお配りしていますよね。
四段階推計法が難しかったが、がんばります。 確かに、なかなか理解しにくいですよね。私も学部の頃はよくわからなかったような・・・
第3セクターとしての富山のLRTの事業はとても興味深かった。
海外のロードプライシング政策などについて、東京での活用法を考えてみたい。
厳密に言いますと、駅北側が「ポートラム」で富山市がインフラを整備し第三セクターの富山ライトレール株式会社が運営を行うもので、駅南側の環状線を走るのが「セントラム」で富山市がインフラを整備し富山地方鉄道株式会社が運営を行う上下分離方式です。
ロードプライシングについては、以下のWebサイトも見てみて下さい。
http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/jidousya/kotsuryo-taisaku/roadpricing.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%97%E3
%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0
写真などが多くあって、ビジュアル的には楽しむ事ができました。 できるだけ写真や映像をお見せすることを心がけましたので、そう言って頂けて嬉しいです。
トランジットモールについて、一般車両を制限することによって、道路の歩行者利用率を高める事ができる。とても良い発想だと思います。
とても面白い授業だと思います。写真とかvideoとかいっぱい見せてもらいましたし、先生の解説もとても印象的です。
我が国でも、これまで多くの都市で期間限定のトランジットモールの実験は行ってきましたが、なかなか本格導入されている事例は少ないです(現在、金沢、那覇、前橋で導入されています)。公共交通で都心に来られて、安全・安心・快適に歩いて楽しめるまちづくりが重要ですね。
交通予測の数式が出てきたあたりがよくわからなかったです。 うまく説明できずに申し訳ありません。ただ、数式そのものを覚えるというよりは、モデルの考え方やインプットとアウトプットがどのような変数かを理解して欲しいです。
予測モデルのあたり(数式が出てきた部分)がよくわかりませんでした。
写真や動画をたくさん見せて頂き、とても楽しかったです。富山に夏休みに行ってみたいなと思っています。
うまく説明できずに申し訳ありません。ただ、数式そのものを覚えるというよりは、モデルの考え方やインプットとアウトプットがどのような変数かを理解して欲しいです。
是非、富山に行ってみて下さい。
四段階推計法のあたりの話が少々難しかったです。
今回の交通施策の話など、実例を交えての講義はとても分かりやすかったし、楽しかったです。
確かに、なかなか理解しにくいですよね。私も学部の頃はよくわからなかったような・・・
・四段階モデルがよくわからなかったです。
・回帰分析のところも。
確かに、なかなか理解しにくいですよね。私も学部の頃はよくわからなかったような・・・
四段階推定法で出てきた数式があまり理解できなかった。 うまく説明できずに申し訳ありません。ただ、数式そのものを覚えるというよりは、モデルの考え方やインプットとアウトプットがどのような変数かを理解して欲しいです。
数式を使う部分が難しいので、もう少しわかりやすく説明して欲しいです。
2年の時の交通の授業よりもアンケートや障害者が実際に来たりして楽しめた。
うまく説明できずに申し訳ありません。ただ、数式そのものを覚えるというよりは、モデルの考え方やインプットとアウトプットがどのような変数かを理解して欲しいです。
四段階推定法のところの数式がたくさん出てくるところが難しかったです。式そのものというより、どのように使うものなのかがわかりませんでした。
全体を通しては、交通調査のところが特に興味深かったです。行動パターンを時空間表現したり、自分の移動パターンをふり返ってみたりして、移動の需要がどのように発生するのか、ある行動パターンが変わったら移動はどうなるのか、考えるのが面白かったです。
うまく説明できずに申し訳ありません。ただ、数式そのものを覚えるというよりは、モデルの考え方やインプットとアウトプットがどのような変数かを理解して欲しいです。
活動・交通パターンの時空間表現や制約条件の変化による活動・交通パターンの変化に関心があるのであれば、是非卒論でやりましょう!
分担モデルがよくわかりませんでした。
富山県は交通に関して先進していることがわかったので、機会があれば行ってみたいです。
分担モデルはどの交通手段を使うかを予測するものですが、集計or非集計ロジットモデルを使います。
是非、富山に行ってみて下さい。
・交通に関する様々なビデオや写真などを見れたことがとても良かったです。
・冬学期の演習で、交通需要予測などができることがとても楽しみです。
できるだけ写真や映像をお見せすることを心がけましたので、そう言って頂けて嬉しいです。
冬学期の演習、楽しみにしていて下さい。
色々ありますが、四段階モデルの構造が良く分かりませんでした。 確かに、なかなか理解しにくいですよね。私も学部の頃はよくわからなかったような・・・
解析的なところで、数式を用いるところで、パラメータの決め方や役割、数値の意味がよくわかりませんでした。 パラメータは、現状(あるいは過去)のデータを最もよく説明できる(最小二乗法、最尤推定法で求められる)推定値を使用します。
数式を使って解析するところがよくわかりません。 基本的な考え方としては、現状を説明するモデルのパラメータを推定し、そのモデルに将来の説明変数を代入することで、将来の被説明変数である交通需要を予測するものです。
都市交通論とあわせて、交通政策全般に対する理解が深まった。特に四段階推定法など、需要と供給を予測するシステムを学ぶことができよかった。 厳密には、需要と供給を予測するシステムではなく、交通需要サイドである活動システムに関する変数と交通供給サイドである交通システムに関する変数を入力することで、2つの均衡状態である交通流を出力するモデルシステムです。
・人の活動時間や活動場所を示すことのできる”空間プリズム(?)”の書き方がよく分からなかったです。
・交通量の調査をした結果、作られた道路や、その後の交通量の変化のようなものが知りたかったです。
・日本だけでなく、世界各地の都市の交通システムを写真やビデオで見る事ができて、とても新鮮だったし面白かったです。
一定の自由時間が存在する場合に、個人が利用可能な時空間領域を表現するものが時空間プリズムです。まずは、時間・空間的に制約されている活動(固定活動などと呼びます)を(2つ以上)特定し、それ以外の自由な時間において利用可能な交通手段の速度が決まると、時空間プリズムが描けます。「固定活動場所」、「自由時間」、「移動速度」が変化することで、時空間プリズムの大きさが変化します。また、時空間プリズムに含まれる活動機会のみ利用可能なので、その自由時間で実行可能な活動は「活動機会の立地」、「活動機会の利用可能な時間帯」によって変化します。SMAP-Eを使うと、皆さんの日常生活における時空間プリズムをGIS上でシミュレーションできますが、興味があれば使ってみますか?
都市交通を計画する際、どのようなことが考慮され、評価されているのかを知ることができ、その評価手法についても学ぶことができて興味深い授業でした。また、写真や動画による海外の事例の紹介が、自分にとってはとても新鮮で面白かったです。 ありがとうございます。
講義の最後にあったトランジットモールの映像を見て、とても危険に見えたのですが、例年どのくらいの事故が起こっているのでしょうか? 多少は起こるらしいですが、重大事故は少ないようです。もちろん車との事故はないですし。日本では事故が起こった場合の責任の所在などへの懸念が、トランジットモールが導入されにくい理由の一つであるようです。以下のようなWebサイトも見つけました。
http://blog.livedoor.jp/slowslowtrain/archives/1248147.html
LRTやVelibなど、日本ではまだあまり普及していないような交通システムが海外には多いが、日本はその点では遅れているのかどうか。また、逆に日本で普及しているもので海外で取り入れられ始めているシステムはあるのか。疑問に思った。 LRTや自転車共同利用の導入という点では、遅れているというか欧米ほどは普及していないですね。逆に、カーナビなどのITS関係とか、エコカーの開発は日本の技術が最先端ではないでしょうか。また、東京の鉄道は大規模かつ高密に整備されており鉄道の分担率は世界一の都市です。例えば、東急による私鉄沿線の宅地開発や郊外ニュータウン開発とアクセス鉄道の整備などは、欧米に先んじてTOD型の事例を多く作り出してきたとも言われています。また、インドやバングラディシュなどアジアの国では日本の人力車が「Rickshaw」という名前で普及しています。
・写真や動画などで海外の交通の様子がよくわかり、海外に対する関心が深まった。
・特に自転車を貸し出すというシステムを初めて知ったので興味深かった。是非、東大のキャンパス内でやってほしいと思った(赤門→浅野キャンパス徒歩15分以上)。
実は、2008年10月から6ヶ月間、工学部14号館の駐輪場の一部を利用して、クリアチャネルの自転車共同利用システムの実験を実施しました。ステーション1箇所、自転車3台と、最小規模でしたが。私としては、キャンパス全体に拡大したかったのですが、クリアチャネルがリーマンショックの影響で日本から撤退してしまったこともあり、実験は終了しました・・・現在、研究室で保有している自転車や、キャンパス内だけで利用している自転車が、計数千台ありますので、それらをVelibのようなシステムで代替できれば、駐輪台数は激減すると思っておりまして、将来的には是非キャンパス内で導入したいと思っております。
今まで関わったプロジェクトの中で、最も効果を得られたと思うものはどのようなものですか? 関わったプロジェクトは少ないですし、プロジェクトの目的にもより効果が得られたかどうかの判断は異なりますが・・・ちょっとお答えできません。

※参考:
2009年度のQ&A
2008年度のQ&A
2007年度のQ&A
2006年度のQ&A

さらに何か質問があれば、大森までご連絡下さい。
e-mail: nobuaki@ut.t.u-tokyo.ac.jp

エスニック